大澤の学習記録 33
連帯債務
連帯債務とは、数人の債務者が各自独立して
同一内容の給付について全部の履行をすべき義務を負担し、そのうち1人が履行をしたときは、全ての
債務者が債務を免れること
連帯債務者に対する債権者の権利
大沢隆之
大澤の学習記録 32
分割債務の原則
1 分割債務とは?
多数人で債務を負担する場合、債務を各債務者が分割して負担すること
2 不可分債務とは?
債務の性質によって、分割できないもの
例えば、共同賃借人の賃料等
大沢隆之
大澤の学習記録 31
通知 承諾の効果
1 意義をとどめない承諾の効果
意義をとどめない承諾をした債務者は、その通知を受けるまでに譲渡人に対して
主張できたことを、善意の譲受人に対しては、主張できない
また、譲受人に対しては、主張できる
2 通知 意義をとどめる承諾の効果
通知を受けた債務者又は異議をとどめる承諾した債務者は、通知を受けるまで又 は、承諾をするまでに譲渡人に対して主張していたことを、譲受人に対しても主張 できる
大沢隆之
大澤の学習記録 29
① 債権譲渡
債権譲渡とは、債権者が債務者に対して有する債権を、他人に移転することをいう
債権も財産的価値のある権利であり、債権者がその債権を取得するために費やした 費用の回収をするためにも自由に譲渡することができる
② 債権譲渡の成立
債権譲渡は諾成契約であり、譲渡人と譲受人の合致がありば、債権譲渡は成立する
大澤隆之
大澤の学習記録 28
混同
混同とは、同一債権の債権者の地位と債務者の地位が同一人物に帰属したような場合をいう
混同がしょうじたときは、自分に対しての債権は消滅する
大沢隆之
大澤の学習記録 27
免除
免除とは、債権者が債務者に対して、一方的に債権を消滅させる意思表示です。
その意思表示をしたときに、債権は消滅します
大澤隆之
大澤の学習記録 26
相殺
相殺とは、相殺しようとする側の債権を自働債権、相殺される側の債権を受動債権といいます
相殺できる要件
① 債権が有効に存在し、対立していること
② 双方の債権が同種の目的を有すること
③ 自働債権が弁済期にあること
④ 双方の債権が相殺を許す債務であること
大澤隆之
大澤の学習記録 25
弁済受領権限のないものに対する弁済
弁済を受領する権限のないものに対する弁済は、原則として、無効です
ただし、
① 債権の純占有者
② 受取証書の持参人
以上に対して、善意無過失で弁済した場合は有効となります