大澤の宅建

宅建士受験のための学習記録

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

大澤隆之の学習記録 59

抵当権の譲渡・放棄 抵当権者は、他の一般債権者のため、その抵当権の譲渡や放棄をすることができる 大沢隆之

大澤の学習記録 58

抵当権の順位 抵当権の順位は登記の前後による 不動産保存の先取特権と不動産工事の先取特権は、抵当権に優先します。また、不動産売買の先取特権や不動産質権との関係は、登記の前後による 抵当権の順位は、各抵当権者の合意によって、これを変更することが…

大澤隆之の学習記録 57

抵当権の効力 抵当権には、優先弁済的効力が認められている したがって、優先弁済を受けるためには、抵当権を実行する必要がある まあ、具体的には競売がそれにあたります 抵当権者が利息等を請求する権利を有している場合は、原則として、元本とその満期と…

大澤の学習記録 56

抵当権の効力の及ぶ範囲 ① 付合物 抵当権は、原則として、抵当権の目的物上に存在する付合物にその効力が及ぶ また、付合物には、それを取り付けたのが抵当権の設定の前後を問わず、抵当権の 効力が及ぶ ② 従物 抵当権の目的の従物は、主物の処分に従い、抵…

大澤の学習記録 55

抵当権の性質 抵当権には、付従性、随伴性、不可分性、物上代位性の全てが認められている 抵当権の対象となる目的物は、不動産、地上権、永小作権である 動産は担保に設定できない 大澤隆之

大澤の学習記録 54

抵当権 抵当権とは、目的物の占有を抵当権設定者のもとにとどめ、もし、債務の履行が無ければ目的物を競売にかけてその代価から優先的に債権を回収することのできる担保物件をいいます。この抵当権は、契約によって発生する約定担保物件である 抵当権は、当…

大澤の学習記録 53

質権の性質 質権には、付従性、随伴性、不可分性、物上代位性の全てが認められている 質権の対象となる目的物は、動産、不動産、権利等の財産価値があり、譲渡可能なものでなければならない また、動産を対象とする質権を動産質といい、不動産を対象とした質…

大澤の学習記録 52

先取特権の性質 先取特権は優先的に支払いを受けることのできる権利である 先取り特権には、付従性、随伴性、不可分性、物上代位性のすべてが認められている 大澤隆之

大澤の学習記録 51

留置権の要件 留置権は、債権を弁済してもらうために物を留置する権利である従って、物を留置することによって弁済がなされるような牽連関係にある債権が 存在する必要がある 大澤隆之

大澤の学習記録 50

担保物件の効力 ① 留置的効力 担保物件の留置的効力とは、担保物件の目的物を担保権者が留置できることをいう ② 優先弁済的効力 優先弁済的効力とは、担保権利者が被担保債権の弁済が得られない場合に、目的物を競売する等 してお金に換えたうえ、他の債権者…

大澤の学習記録 49

担保物件の種類 民法にある担保物件には、留置権、先取特権、質権、抵当権の4種類がある このうち、留置権と先取特権は一定の要件を満たすと、当事者の意思にかかわらず成 立する これを法定担保物件という 一方、質権と抵当権は、当事者の契約によって成立…

大澤の学習記録 48

担保物件 ① 担保物件とは? 担保物件とは、債権者が債権の履行を確保するために、債務者又は第三者が所有す る財産に対して、優先的に権利行使をすることができる権利である 人的担保に比べて、価値の変動が少ないためん、より確実に債権を回収することが で…

大澤の学習記録 47

連帯保証 ① 連帯保証とは? 保証人が主債務者と連帯して保証債務を負担する場合をいう ② 連帯保証の特徴 連帯保証人には、催告の抗弁権と検索の抗弁権がなく、債権者から保証債務の弁済を 請求された場合、直ちに弁済しなければならない。 連帯保証人につい…

大澤の学習記録 46

保証人の他の保証人に対する求償権 分別の利益のある保証人が、全額その他負担部分を超える額を弁済したとき、委託を受けない保証と同様の求償を他の保証人に対してすることができる 大沢隆之

大澤の学習記録 45

保証人の求償権 保証人が債務を履行した場合、その不利益は主債務者が負担するべきである そこで、保証人は、主債務者に対して、自らが被った不利益を求償できる。 ただし、求償できる額の範囲は、主債務者と保証人の関係で決まる ① 主債務者から委託を受け…

大澤の学習記録 44 共同保証と分別の利益 共同保証とは、1つの主債務を数人で保証することをいう 原則として、各保証人は、主債務額を全保証人の数で割った額についてのみ保証をすれば済む このように、主債務全額については保証しなくても良い。これを分…

大澤の学習記録 43

保証人について生じた事由の効力 原則として債務者に対して保証人について生じた効力は及びません(相対効) ただし、主債務を消滅させる行為である弁済や更改、相殺は影響を及ぼします(絶対効) 大沢隆之

大澤の学習記録 42

保証債務の効力 原則として、主債務者について生じた事由の効力は、すべての保証人に及びますしたがって、主債務者による弁済や相殺等、主債務者の債務の履行を果たすことで主債務が消滅したら、保証債務も当然に消滅する。 例外として① 主債務が増額されて…

大澤の学習記録 41

保証人の総債権(457条) 保証人は、主債務者が債権者に対しても売っている債権による相殺をもって、債権者に対抗することができる。 一方、主債務は、保証人が債権者に対して持っている債権によって相殺することはできない 大沢隆之

大澤の学習記録 40

保証債務の種類 保証債務には、付従性、随伴性、補充制という性質がある ① 付従性 主債務が存在しなければ、保証債務は成立せず、また、保証債務は主債務より重くなることはない そして、主債務が消滅すれば、保証債務も消滅する ② 随伴性 主債務が債権者か…

大澤の学習記録 39

保証人の資格 債権者が保証人を指名する場合は、原則、制限はない。 誰でも保証人になることができる 主債務者が保証人を立てる義務を負う場合は、保証人に ①行為能力があることかつ ②弁済する資力があること 上記の要件が必要となる 大沢隆之

大澤の学習記録 38

保証債務の成立要件 保証債務は、債権者と保証人の間の保証契約によって、成立する 保証契約は、書面でしなければ、効力を生じない また、保証契約が成立しても、主債務者は、直接、契約上の権利、義務を負わない ので、保証契約の当事者ではありません 大沢…

大澤の学習記録 37

保証 ① 担保制度 債権者の金銭債権の回収を確実にするための制度 人的担保と物的担保の2種類がある 1: 人的担保 保証や連帯保証 2: 物的担保 担保物件(留置権 先取特権 抵当権 質権) 大沢隆之

大澤の学習記録 36

連帯債務者間の内部関係 連帯債務者の1人が、債務を弁済し、その他自己の財産をもって共同の面積を得たときは、他の債務者に対して、その各自の負担部分に応じた金額を求めることができるこれを求償権という 大沢隆之

大澤の学習記録 35

連帯債務者の一人について生じた事由の効力 ① 原則(相対効力) 連帯債務において、各債務者が負う債務は、本来独立したものとなる。 したがって、連帯債務者の1人について生じても他の債務者に影響を及ぼさない ② 例外 連帯債務は、当事者の契約に基づき複…

大澤の学習記録 34

連帯債務者に対する債権者の権利 連帯債務の債権者は連帯債務者の1人又は数人に対して、同時に又は順番に、全部又 は一部を請求できる権利がある 大沢隆之

大澤の学習記録 33

連帯債務 連帯債務とは、数人の債務者が各自独立して同一内容の給付について全部の履行をすべき義務を負担し、そのうち1人が履行をしたときは、全ての債務者が債務を免れること 連帯債務者に対する債権者の権利 大沢隆之

大澤の学習記録 32

分割債務の原則 1 分割債務とは? 多数人で債務を負担する場合、債務を各債務者が分割して負担すること 2 不可分債務とは? 債務の性質によって、分割できないもの 例えば、共同賃借人の賃料等 大沢隆之